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NEDO「トルエン直接電解水素化電解槽の水挙動の解析と電流効率の向上」に協力機関として参画

2021年7月29日

この度、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素利用等先導研究開発事業」において国立大学法人横浜国立大学および国立大学法人東北大学が実施する研究開発テーマ「トルエン直接電解水素化電解槽の水挙動の解析と電流効率の向上」に、当社が協力機関として参画することとなりましたのでお知らせします。

【背景】
水素は、これを燃料とした場合に二酸化炭素を排出しないという環境特性に加え、エネルギーキャリアとして再生可能エネルギー等を貯蔵、輸送、利用することができる特性(貯蔵性、可搬性、柔軟性)を有します。水素を有効利用することで、これまで利用することが困難であった海外の豊富な再生可能エネルギー資源や未利用エネルギー資源、二酸化炭素回収・貯留(CCS)適地等を活用することが可能となります。
こうした二次エネルギーとしての水素等の活用の取り組みを一層推進するため、NEDO「水素利用等先導研究開発事業」では、2040年以降を見据えた長期的視点のもと、水素等の「カーボンフリーなエネルギーの新たな選択肢」としての地位を確立させることが目標とされています。このため、同事業においては、再生可能エネルギーからの高効率低コスト水素製造技術ならびに炭化水素等からの二酸化炭素を排出しない水素製造技術、水素の長距離輸送、長時間貯蔵を容易にするためのエネルギーキャリア技術、大規模水素利用技術等の研究開発テーマが設定されています。

【概要】
本件研究開発テーマ「トルエン直接電解水素化電解槽の水挙動の解析と電流効率の向上」は、水素の長時間貯蔵を容易にするためのエネルギーキャリア技術の調査・研究を目的としています。
従来のエネルギーキャリア合成技術を利用する場合、再生可能エネルギーの出力変動に対応するために大容量の水素貯蔵システムが必要となります。これに対し、トルエン直接電解水素化技術を用いて水電解と水素エネルギーキャリア合成を複合化できれば、出力変動に追従することが可能となり、水素貯蔵システムは不要となります。しかし、実用化に向けてトルエン直接電解水素の大規模化を進めるためには、電解槽中の水の移動を制御し、かつ副反応である水素発生を抑制することで、ファラデー効率を維持することが重要な課題となります。
本件研究開発テーマは、これらの課題を達成するために横浜国立大学を中心として応募されたものであり、当社は協力機関として電極触媒を提供する予定です。

【事業期間】
2021年度〜2022年度

【実施期間】
国立大学法人 横浜国立大学 (学長 梅原 出)
国立大学法人 東北大学 (総長 大野 英男)

【本件に関する問い合わせ先】
石福金属興業株式会社 総務部 
〒101-0047 東京都千代田区内神田三丁目20番7号
TEL:03-3252-3131
FAX:03-3254-6285
Eメールアドレス:kouhou@ifk.co.jp

【NEDO事業概要】
NEDO事業の概要は以下のURLをご参照下さい。
https://www.nedo.go.jp/koubo/HY3_00044.html

【石福金属興業について】
石福金属興業は、貴金属製品の開発から製造、販売および回収・精製までを一貫して行う貴金属の総合メーカーです。1930年の創業以来、貴金属だけに特化し、これまでに2万点を超える製品を生み出してきました。
燃料電池用触媒分野においては、NEDOプロジェクトでコアシェル触媒の研究開発に必要なコア材料の継続的な提供およびコアシェル触媒の量産技術開発を実施してきました。直近のNEDOプロジェクトでは、目標としていた白金担持触媒の10倍の酸素還元活性を有するコアシェル触媒の開発に貢献しました。
当社は、これからも貴金属の優れた特性を活かし、水素社会の実現に向けて革新的な技術・製品の開発に挑戦してまいります。
 
【会社概要】
社名 石福金属興業株式会社
ISHIFUKU Metal Industry Co., Ltd.
創業 1930年2月11日
本社所在地 〒101‐0047
東京都千代田区内神田3-20-7
TEL 03-3252-3131 (代表)
代表者 代表取締役社長 執行役員 古宮 基成
資本金 1億円
売上高 1165億円(‘20年12月期)
従業員 337名(‘21年4月1日現在)
事業内容
  1. 貴金属の地金売買および回収・精製
  2. 工業用・歯科用・医療用・宝飾用貴金属製品の製造販売
事業所 営業所/名古屋、大阪、九州
工場/草加
NEDO関連沿革
2012年
NEDO「固体高分子形燃料電池実用化推進技術開発」委託先に採択
テーマ:「低白金化技術」
2015年
NEDO「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発」助成先に採択
テーマ:「コアシェル触媒の大量生産技術開発」
2018年
NEDO「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発」助成先に採択
テーマ:「コアシェル触媒の検査技術開発」
2018年
NEDO「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発」同志社大学の再委託先に採択
テーマ:「先進低白金化技術開発」
2020年
NEDO「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」委託先に採択
テーマ: 「高温低加湿作動を目指した革新的低白金化技術開発」
2020年
NEDO「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」委託先に採択
テーマ:「二次元反応場制御によるナノシート触媒/触媒層の高耐久化技術開発」

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